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気になるニュースを転載しています。

2017年06月

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017063001001646.html

 日本赤十字社医療センター(東京)は30日までに、5月に保険適用が決まった抗がん剤「ザルトラップ」について、治療で原則使用しない方針を決めた。同じ効果で約半額の既存類似薬があり、割高な新薬を使うメリットはないと判断した。薬価が高いことを理由に医療機関が使用を差し控える決定をするのは異例。

 がん治療薬「オプジーボ」など超高額新薬が保険財政に与える影響が問題化したことから、厚生労働省は薬価制度の見直しを進めている。同センターは医療費の抑制につなげる狙いで、今回の決定は国の制度見直し議論に一石を投じそうだ。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-06-30/2017063002_02_1.html

 日本共産党の小池晃書記局長は29日、自民党の下村博文幹事長代行が加計学園から献金を受けた疑惑について「加計学園の秘書室長が200万円分のパーティー券費用を11の個人と団体から集めて持ってきたという。現職の文科相のパーティー券の集金係を加計学園の幹部がやっていたこと自体が大問題ではないか」と批判しました。

 小池氏はその上で、「安倍首相の側近と加計学園との深いつながりがまた明るみに出た。安倍首相は加計学園に有利な政策を進めた経過をきちんと国民に説明すべきだ」と語りました。東京都内での遊説でふれました。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-06-30/2017063001_06_0.html

 漫画家のつげ義春氏(80)が2017年度第46回日本漫画家協会賞大賞を受賞しました。17歳でデビューして以来、賞とは無縁だったといいます▼贈賞式(16日)では、同協会理事長で選考委員長のちばてつや氏が「戦後まもなくの日本人の貧しい生活を詩的に表現した」と作品世界の芸術性をたたえ、選考委員の弘兼憲史氏は「漫画研究会に所属していた大学時代、こんな漫画を描いていいんだと衝撃を受けた」と語りました▼仕事もままならない切ない日々の暮らし、高度経済成長から取り残された辺境の地への旅、不安と寂しさに彩られた夜ごとの夢。それらを題材にしたつげ作品から伝わってくるのは、踏みにじられた者たちへの優しいまなざしと、それでも生き抜こうとする人間の営為への信頼です▼5歳の時に父が病死し、母が行商や仕立物をして兄弟3人を育てました。母の再婚後は義父の仕打ちに傷つきながらも小学校を卒業し、メッキ工場で働き始めます。当時の体験を基にした「大場電気鍍金(メッキ)工業所」には、職人が鉱毒に内臓を侵されて死んでいく劣悪な労働環境の中でも、生きがいを求めて働く少年工員が描かれています▼かつて多摩川沿いにあった在日朝鮮人の集落への愛着を表現した「近所の景色」からは、差別を生む社会構造に対する静かな怒りと悲しみが感じられます▼「自分の創作の基調はリアリズムだと思っている」というつげ氏。現実をあるがままに直視することは、人間の原点に立ち返ることなのでしょう。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-06-30/2017063001_05_1.html

 2011年の東京電力福島第1原発事故をめぐり、津波への対策を怠ったとして業務上過失致死傷罪で強制起訴された東電元会長ら3人の初公判がきょう東京地裁であります。福島原発事故では、民事裁判はすでに多く起こされ、一部は原告住民が勝訴していますが、経営陣の刑事責任を問う裁判は初めてです。原発を巨大津波が襲う可能性は指摘されていたのに、誰がどう判断して対策を先延ばしにしたのか―。全容解明と合わせて、「安全神話」にどっぷりつかった東電トップの責任の所在を明確にすることが必要です。

安全対策よりコスト優先

 東日本大震災によって福島第1原発は大地震と高さ13メートルの大津波に襲われ、建屋は損壊し非常用電源設備などが水没しました。原子炉の冷却機能は失われ、核燃料が溶け落ちる炉心溶融(メルトダウン)の事態に至り、大量の放射性物質を拡散させました。6年以上たっても事故は収束せず、県民に避難生活を強いるなど甚大な被害はいまも続いています。

 きょうからの裁判では、勝俣恒久元会長ら3人について、津波襲来や電源喪失を予測できたのに漫然と原発を動かし対策を怠ったことで事故を発生させ、周辺の病院から避難した患者を死亡させたなどとして業務上過失致死傷罪を問うものです。検察は元会長らを不起訴処分にしましたが、市民参加の検察審査会は起訴すべきだと2度にわたり議決し、昨年2月、強制起訴されました。事故の真相解明と責任の明確化を求める国民の世論を背景にしたものです。

 事故前、東電は津波と地震の危険性を認識していました。政府の地震調査研究推進本部は02年、福島県沖にも大津波をともなう地震が発生する可能性を公表、これに基き東電は福島原発に最大15・7メートルの津波が押し寄せるとの試算もしていました。内部の勉強会では、津波が襲えば全電源が失われることもつかんでいました。

 東電は一時、防潮堤建設などに動きますが、08年に一転、先送りさせ、取り返しのつかない過酷事故を引き起こしました。数百億円以上を要する安全対策や原子炉運転停止のリスクを前に元役員が「安全対策よりもコストを優先する判断を行っていた感が否めない」と検察審査会は指摘しています。

 東電や国に賠償を命じた今年3月の前橋地裁判決(民事裁判)でも、国の地震予測を根拠に東電や国は津波を予見することは可能であり、東電が対策を講じていれば事故は起きなかったと結論づけています。刑事責任を東電に果たさせることは欠かせません。
 裁判では、これまで明らかになっていない多くの内部資料を公開することをはじめ、津波対策などを怠った東電の「安全神話」体質やトップの責任を厳しくただしていくことが求められます。

深刻な事故と向き合え

 福島原発事故の収束の見通しもないまま、東電は“収益改善”を掲げ、福島第1原発と同型の柏崎刈羽原発(新潟県)の再稼働に執着しています。経営を優先に、住民の安全を置き去りにする姿勢は変わっていません。隠蔽(いんぺい)体質も厳しく批判されています。多くの人が苦しみ続ける深刻な事故を起こした責任と向き合おうとしない東電に原発再稼働を語る資格がないことは明らかです。


http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-06-30/2017063015_01_1.html

 東京都築地市場の水産仲卸業者で組織している東京魚市場卸協同組合(東卸、545業者)の早山豊理事長は29日、小池百合子知事が表明した築地市場の豊洲移転の「基本方針」についての見解を表明しました。会見には本間淳一、田代俊幸、山崎康弘の副理事長3氏らが同席しました。

 早山理事長は同日開いた東卸総代会で、小池知事に対して全組合員を対象にした説明会の開催を求める要望書を提出したことを説明。全組合員説明会について、「一番大きい会議室でも3日間くらいかかる。それが終わった後に、何らかの形で組合員の総意を知事にお伝えしたいと(総代に)ご返事した」と述べました。

 記者からの「執行部としては豊洲移転を容認したということか」との質問に、早山氏は「今の段階では基本方針を受け止めたということであって、受け入れたということではない」と答えました。
 本間副理事長は、豊洲新市場の6街区(水産仲卸売場棟)について、▽土壌汚染対策▽市場と市場会計のあり方▽交通アクセス▽駐車場、ヘアピンカーブ▽仲卸の空調費などランニングコスト▽習熟訓練をはじめ多くの課題を検討する必要があると説明しました。

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