https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019121401001980.html

 各地で相次いだ児童虐待事件でDV(ドメスティックバイオレンス)が密接に関連していたことを受け、厚生労働省が全国の児童相談所と配偶者暴力相 談支援センターの連携状況について、来年1月にも実態調査に乗り出す方針を固めた。両機関の連携と被害者支援の強化が狙いで、近く有識者検討会を設置して 調査内容などの詳細を決める。

 同省は結果を基に、連携に向けた課題を分析。支援に有効な事例をまとめ、本年度内にも虐待とDVに包括的に対応する指針を策定する方針だ。

 調査では全国の児相とセンターのうち、それぞれ数十カ所にアンケートを実施。必要と判断した数カ所で直接のヒアリングもする。