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             経済政策の変更の必要性を指摘(C)日刊ゲンダイ

 野田聖子総務相が、閣僚としては異例の「アベノミクス」批判を行った。30日行われたBS朝日の番組収録での発言で、アベノミクスの効果は不十分で、「立ち止まって検討すべき」と経済政策の変更の必要性を指摘した。

 野田氏が特に問題視したのが、アベノミクスの「第1の矢」である金融の異次元緩和。「ある程度の効果はあったとしても予想を下回っている。これでは厳しい」と語った。そして日銀が出口戦略を示していないことを不安視し、「出口はどこかというと正直、空恐ろしい」と発言。このまま異次元緩和を続ければ「若い人にどんなツケを回すか、うすうす国民は分かっている」と指摘した。

 一方、来年の自民党総裁選をめぐって、「出馬の準備を進めている」と明言。2015年の総裁選では、推薦人があと1人足りない19人であったことも明かした。