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道産牛乳輸出の覚書を交わし握手する北海道農業サポート協会の大沼代表(中央)と光泉牧場の関係者=22日、台北市内(同協会提供)


 道内農家の販路拡大を支援している一般社団法人北海道農業サポート協会(札幌)は、根室管内別海町産牛乳の台湾への輸出を来春から本格化する。国内で販売されているパック牛乳と同じ冷蔵状態で送り、台湾のスーパーで年千トンの取り扱いを目指す。日本から台湾への牛乳輸出量としては最大規模で、道産食品の輸出拡大の弾みになりそうだ。

 同協会は今年4~9月、道産品を扱う台湾のインターネット通信販売サイトを通じて別海産牛乳を試験的に輸出販売したところ、1リットル入りのパック牛乳計2500本(約2・5トン)が完売した。主な客層は道内旅行の経験者で、同協会は「北海道への評価は高く、道産牛乳の潜在的ニーズが高まっている」と分析。販売価格が多少高くても新鮮な要冷蔵タイプなら、台湾で市場を獲得できると判断した。

 輸出は来年3月から、同協会の関連会社、KSK北海道(札幌)を通じて行う。別海町の酪農家でつくる「ちえのわ事業協同組合」が出荷した生乳をタンクローリーで東海地方の乳業工場に輸送。賞味期限が21日間と比較的長い「ESL製法」で1リットル入りのパックに詰め、名古屋港から貨物船を使い冷蔵状態で輸出する。