道内市町村、住宅新築に破格支援 木材無償提供、300万円助成もhttp://www.hokkaido-np.co.jp/img/icon_photo.gif
人口減少に悩む道内で、定住促進に向けて、住宅新築へ破格の助成を行う市町村が相次いでいる。人口流出に歯止めがかからない地方では、移住者誘致に加え、定住者をどう確保するかも大きな課題となっているためだ。
上川管内当麻町は2013年度から、トドマツなど町産材を使用して町内に住宅を新築した場合、最大250万円分の木材を無償提供する制度を始めた。初年度は20件3702万円分を助成。12年度以前の町内の新築は10件前後とあって、助成制度利用分だけで2倍になった。
道が各市町村の助成制度をまとめた資料によると、道内で資材提供の例は珍しく、建築費の一部を助成するケースが多い。金額も50万~150万円が中心だ。
その中で根室管内標津町は今年4月から、町内で住宅を新築する人を対象に最大300万円という破格の助成を始めた。<どうしん電子版に全文掲載>