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東北電力の海輪誠社長は30日、仙台市内で記者会見し、家庭向け電気料金について「見直しを判断せざるを得ず、本格的に検討を開始する」と述べ、値上げする方針を表明した。東日本大震災の被災地も例外としない。年明けにも経済産業省に申請、2013年度早期の実施を目指す。
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記者会見で家庭向け電気料金の値上げ方針を表明する東北電力の海輪誠社長=30日午後、仙台市青葉区
東北電力の海輪誠社長は30日、仙台市内で記者会見し、家庭向け電気料金について「見直しを判断せざるを得ず、本格的に検討を開始する」と述べ、値上げする方針を表明した。東日本大震災の被災地も例外としない。年明けにも経済産業省に申請、2013年度早期の実施を目指す。
国の認可が不要な企業向けも引き上げる方針。値上げ幅は家庭、企業向けともに10%前後を軸に検討するとみられる。
震災後に値上げを実施したり、申請や表明したりした電力会社は東北電で5社目で、家庭や企業への影響が一段と広がった。
被災地への対応について海輪社長は「公平な負担の観点から、被災地だけを減免するのは難しい」と説明。「値上げ幅を圧縮し(経済への)マイナス影響を小さくする。1日でも長く現行の料金制度を維持したい」と理解を求めたが、生活再建中の被災者や再建途上の企業からは反発が出ている。
東北電によると、設備の被災や、原発の長期停止に伴う火力発電の燃料費増加など震災関連でかかった費用は13年3月期までで9千億円程度に達すると予想され、同期の連結純損益は1千億円の大幅赤字となる見通し。3年連続赤字が避けられない情勢となる中、原発再稼働の見通しも立たず、値上げなしでは収益悪化を止められないと判断した。
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原発の再稼働が無ければ「値上げ」という意味不明の理屈。「安い電気」の印象操作がまかり通る不条理。こんな時だけ「公平な負担」という詭弁。突っ込みどころ満載の電気料金の値上げ。マスゴミ後押し。